個人山行報告 オンソリ山888.6m&カタクリ探訪 2020年 4月11日(土)  

 個人山行 オンソリ山 888.6m 

 4月11日土曜日 同行者 1名

本来なら11日は石川支部月例山行並びに自然観察会と企画していましたが
新型コロナウィルス感染症(いわゆる武漢肺炎禍)にて企画は中止としました

しかしながら、天候もそこそこ、カタクリの花も咲いていると言うことで
二人でカタクリの観察をしようと思い山に向かいました。
あと、私の目的は秋に企画している五支部懇親山行前日に、この登山道や
カタクリ群生地を整備されたH氏にお会いして、前日の講演を依頼させて頂くのが
山より大事な事でした。 支部のY会員の口添えもあり、約束した時間にお会いして
講演をお願いすることができました。

オンソリ山は本当にゆるゆる登山で、歩き始めてすぐに見事なカタクリ群生地の中を
すごい!すごい!と感嘆の声を上げながらの歩きになります、斜面の上のほうから
ずーと下のほうまで、全部カタクリです、いったい何万株あるのかもわかりませんが
おそらく北陸有数の株数ではと思いました。またロープなど無く自然な林の中の散策になります

  

  

カタクリのすごさに少し慣れてきた頃に、小さな尾根に回り込み取りつきます。
そこからは一気に高度を稼ぎながら登って行き、振り返る瀬波川対岸の尾根がだんだん低くなって
来る頃に、尾根の向こうに白い山が見えてきます。しばらく行くと「霊峰白山→」の標記が出て
まさに白山が素晴らしく望まれます。



道の脇にブナの木が出てきたら、もうすぐ斜度が落ちて主稜線へオンソリ山へはもうすぐです。 
尾根の上で左オンソリ山、右へは松尾山の案内板があり、まずは5分ほどでオンソリ山頂上へ。 
先客2組 5人ほど 、少しの腹ごしらえをして、今回はウマヤノツボまで足を延ばすこととし、
登ってくる人達と入れ替わりに頂上を離れる。

  

先ほどの案内板から尾根上の綺麗に刈り込まれた広い道を30分も行くと、鞍部に出て、
ウマヤノツボ→と出ている。 きれいに刈り込まれて、石積の跡が見られる。
目の前には白山がきれいに望まれる場所です。周りを見渡しても斜面ばかりで古人は良くこのような場所を
見つけたなぁと感心することしきり、コーヒーをゆっくり飲んで、下山。

  


帰りは目の前に白山を望みながら一気に尾根を下り、カタクリ群生地へ、再度写真を撮りながら登山口まで。

今回の月例山行は中止となり残念でしたが、O会員は私達の少し前に登山口に到着して、そのまま松尾山まで。
松尾山から私達がウマヤノツボあたりで連絡が入りました。その後セイモアスキー場へ下山したと後に連絡があった。
                                  文・写真 樽矢 導章

 
   
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