山行報告 穂高紅葉山行 H27_10_02/03
   穂高岳 紅葉山行
    ■10月2日(土)~3日(日)
      ・場所 涸沢~パノラマコース    ・参加者 織田(CL) 大幡 前川

   今回は楽マツ三人組で緊張感無しのスタート。
  大幡さんの車でもりの里 5:10 スタート。
  福光 5:40、高山市町方交差点 6:50 あかんだな駐 車場 7:25 到着。7:50 濃飛バスに乗り換え上高 地着 8:20。
  ヤレヤレの気分でトイレを済ませ 8: 25 朝もやの中を出発。車中同様、人格相応の馬 鹿話をしながら 9:15 明神着。
  このころから空 はすっかり晴れ渡り、青空にそそり立つ岩峰に 「来たな~」という感じ。
  5 分休んでまたスタコラ飛ばし徳沢園着 10:10。小腹がすいたのでパ ン等をかじる。
  10:25 出発。帰りに合流する新村橋で写真を撮ったりしながら横尾 11:20 着。
  さっき食べたが早くも消化したらしくここで昼食。
  ここは涸沢や槍の合流点でテン場や山小屋 があり登山者で結構混んでいる。
  25分休み11:45 出発。涸沢道に入ると徐々に勾配も増し、饒舌も減少気味。
  目先の屏風岩に「帰りはこの上だ ~」との思いを強くする。
  本谷橋着 12:55。本谷橋を過ぎた急坂あたりの行列に業を煮やした 織田さんが、
  「これではテン場奪取は厳しい!」と一人猛然とラッシュをかけ、「お先に!」と言 って行列を
   ごぼう抜きにアレヨアレヨという間 に去っていく。 このあたりからナナカマドの紅葉が素晴らしく、
  他の紅葉も楽しみながら休憩 も交え涸沢着 14:55。一帯はテントだらけで、 織田さんは一体どこだんべ?
  と探すがなかなか 見つからない。
  漸く涸沢小屋方面の適地に、地 面を必死に均している姿を発見し、感謝!感謝 ヨクヤッタ!
  テントを張り終えれば恒例の酒と肴で、近隣の 女性テント陣が眉をしかめる話題等も含め、大 いに盛り上がる。
  ぐっすり休みあくる日も晴天 でニンマリ。近くに張られた一人用の土間付き テントに「理屈な~」と感心する。
  テントをたたみ 7:10 パノラマコースへ向けて出発。
  危険コースの割には80過ぎのおばーちゃんを含むパ ーティがいたりして大渋滞。
  落ちればあの世行きの斜面を覚束ない足取りで登る姿はとても見 ていられなくリーダーに「ヘーイカムバック!」
   といいたいくらい。
  8:20 漸く尾根に取り付き、 適地で 10 分休むが、そこからほどなく屏風岩と の分岐に着く
  8:40。ここでリュックを降ろし 5分休憩し空身で屏風岩方面へ。
  9:10 屏風の頭手前の屏風の耳に着く。屏風の頭へはバリエーシ ョンルートで一旦下らねばならず、
  取り付くも うっすらとした踏み跡の這松の急斜面で、下はうす暗く不気味な感じで全員ビビって即決中止。
  今回は屏風の耳から眼の前の屏風の頭や北アル プスの大展望を眺めて満足する。
  「耳」で 15 分 休み 9:25 出発。下山途中に先ほどの 80 過ぎの おばーちゃんを含むパーティーが
  登ってきたの にはおったまげた。
  いやーなんとしぶといこ と!ザックを置いた分岐に 9:53 着。小休止後 10:00 出発。
  登る際の尾根までの背景は涸沢だっ たが、これからは梓川を眼下に望む。
  ダケカン バや木々の紅葉が陽に映えてとてもきれい。
  途 中 20 分ほど昼食休憩し奥又白池との分岐(松高ルンゼ)着 11:45。5 分休み 11:50 出発。
  奥又白谷を途中 10 分程休憩しひたすら  下り林道着 12:37。
  ここまで下りればあとは安定した道路 で新村橋着 12:45。
  徳沢 13:00 ノンストップで 明神着 13:50。
  さすがに疲れここで 800 円の生 ビール大を「プハー」と大呑みし天国。
  足の裏 に豆が出来たのを感じながら喧騒の上高地バス ターミナル着 15:05。
  人気コース&天候+メン バーに恵まれた最高の山行でした。 (文 写真 前川陽)

 
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