(公益事業)山の日施行記念 白山親子登山教室 報告  平成28年8月20日/21日  
 2015年に続き2回目の親子登山教室です
                      隊構成 総隊長:岡本 副隊長:中川 班長:織田、副班長:八十嶋 技術:田中
                          支援隊:村上、藤江、藤井、 救護:松井 写真記録:堀 事務局:樽矢
8月20日(土)晴れ
 スタッフは5時に白山比咩神社に集合、乗りあわせて市ノ瀬に向かう。
 6時30分、市ノ瀬集合。
 今年の参加者はK川さんのお祖父ちゃん、お母さん、お子さん。N脇さんのお父さん、お子さんの二家族。
 それに、スタッフの織田さんのお孫さんを含めてお子さんは男の子三名でした。

 全員揃って準備体操を行い、7時30分に登山開始。
 好天に恵まれ温度もぐんぐん上昇するなか、まずは砂防新道の一方通行の上りの石段をゆっくりと登 ります。
 気温が高いため一気に汗が吹き出します。中飯場で休憩、とくに遅れるものもなく甚之助避 難小屋まで登り、
 食事を取ります。徐々に雲が湧いてきましたが、避難小屋では綺麗な別山を望むこ とができました。
 避難小屋を出発し十二曲りのつづら折りを「延命水」を飲みつつ登り、黒ボコ岩に 到着。
 写真撮影などをしてから出発。弥陀ヶ原まで登ったところで初めて御前峰を見ることができ、
 非常に綺麗な風景を見ることができました。室堂までの最後の五葉坂を登り切り、12時50分に室堂 に到着しました。
 子どもたちが非常に元気だったため、計画書よりもかなり早いペースで登ることが できました。

 室堂に到着してからは山小屋の受付を済ませ、荷物を置き、夕食までの時間に近くを散歩すること にしました。
 午後になり雲が上がってきたため、頂上付近が隠れてしまったので、頂上には行かず、 トンビ岩まで散策にでかけました。
 どこから見たらトンビに見えるのか?などと言いながら写真撮影 を行いました。
 トンビ岩からの帰り道に少し雨に降られましたが無事に室堂に到着。この日は室堂付 近も非常に温度が高かったため、
 トンビ岩までの往復でも汗をかきました。その後は夕食まで宴会に 合流、
 夕食後は残念ながらあまり星が見えず就寝しました。

8月21日(日)晴(うっすらと霧)
 太鼓の音とともに4時に起床。
 20分ほどで準備を済ませて頂上まで登山開始。20日に続きこの日も温度は高く、登り始めから一気 に汗が出てきました。
 ゆっくりと一時間ほどで登頂、ご来光を待ちます。雲がかかっていたためご来 光を拝めるか心配でしたが、
 ご来光のときには雲の切れ間ができ、二年連続で見事にご来光を見るこ とができました。
 また、雲が高い位置まで来ていたため、珍しい影白山やブロッケン現象まで見るこ とができました。
 ご来光鑑賞後、お子さんの一人が、気分が悪くなってしまったため、記念 撮影後はゆっくりと室堂に下りました。
 その後お子さんは小屋で休憩をとって、朝食時にはかなり元気を取り戻していました。

 小屋にもどってからは朝食を食べ、下山準備を済ませ、コーヒータイム、記念撮影。8時30分に下山 開始。
 まずはエコーラインから南竜分岐を目指します。残念ながらお花畑の時期はすぎていましたが 、
 油坂のあたりからは南竜小屋がすごく綺麗に見られました。朝に嘔吐したお子さんもその後は体調 も回復して
 遅れることもなく下って行きました。南竜分岐から甚之助避難小屋に下り昼食休憩、
 お子さんたちは小屋の屋根裏部屋(?)に上がって大喜びでした。
 避難小屋を出発してからはペースに合わ せて2班に分かれて下りました。
 ゆっくりでしたが計画書より良いペースで順調に下り、中飯場で休 憩をとり、
 別当出合手前の一方通行の下りでは特に足元に気をつけながら下りました。
 一方通行の道 は土嚢などが積まれており、以前に比べて危険な箇所は少なくっていました。
 一方通行分岐から吊橋 まで降りて行く途中、先に別当出合に到着していた二人のお子さんが
 我々の班のお子さんを迎えに登 ってきてくれました。三人になったためか、
 疲れが飛んだようで吊橋までの道のりを無事に歩き、13 時45分、最後は三人で別当出合にゴールしました。
 その後、14時のバスに乗って市ノ瀬に移動。最 後の挨拶を済ませて解散。

 今年も無事に白山親子登山教室を終えることができました。
                                 文 松井 大樹  写真:堀 中川 八十嶋 田中
 写真の最後は医王山スポーツセンターにて事前座学とキゴ山実習の様子です。
                          
 
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