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山の日制定記念事業

深田久弥ゆかりの山 富士写ヶ岳の方位盤設置をしています
現在の作業進捗をご確認ください
 日程計画 進捗状況
  (内容をクリックすると記事に行きます) 
 2月21日(日) 実行委員会設立会議
 2月25日(木) 実行委員会設立日 
 3月20日(日) 寄付募集開始(~7/15)
 4月 9日(土) 富士写ヶ岳山頂現状調査・山頂整備
 4月20日(水) 方位盤および台座発注
 4月30日(土) 山頂景観整備
 5月29日(日) 方位盤納品・台座合わせ
 6月 1日(水) 山頂整備材料運搬 各団体協力者
 6月 1日(水) 方位盤作製終了


6月20日(月) 台座作成完成 公開 報道発表
6月26日(日) 山頂整備資材・材料運搬荷揚げ(予備日7/3)
         山頂地鎮祭
7月20日(水) 台座ヘリ輸送据付
       (天候輸送条件の変化により実施日変更あり)
7月30日(土) 方位盤運搬荷揚げ 台座に設置

8月 7日(日) 除幕式 10:00~除幕、お祓い、芳名録収納など
8月11日(木) 山の日 祝日
   完成除幕式・落成式神事挙行されました  8月7日 報告
  8月7日 関係各位並びに篤志賛助各位のおかげをもちまして、目出度く落成式を行いました
 我谷登山口に朝5時に集結し、神事を司るY神職を初めとして関係各位、またNHK、北国新聞社、加賀ケーブルテレビ各社の
 取材記者・カメラなど総勢50余名、また台座に乗せる銅製方位盤を荷揚げするメンバーも揃って出発式を挙行。
 真夏の高気温での熱中症に気を付けながら、各人のペースにて頂上をめざす。
 方位盤荷揚げ隊は各人15分から20分程度で交代しながらゆっくりと頂上へ。
 おおよそ3時間にて富士写ヶ岳頂上着。さっそく落成式の準備に取り掛かる、おりしも真夏の炎天下での作業だが
 あっと言う間に準備完了、整備された休憩ベンチの上に、今回の募金に賛同いただいた方々の芳名板を並べて披露された。
 Y神職による祝詞奏上、玉串奉奠、のち除幕式が無事に執り行われました
 神事の後、台座の中に芳名板を入れた桐の箱を収納し蓋を閉めて、方位盤を乗せ固定。
 これで方位盤は無事完成となりました。
 完成後は全員で記念撮影。周りを清掃し、末永く方位盤が岳人に親しまれる事を祈りながら下山の途に就く。
 本事業を行うにあたり、志ある登山愛好者各位、組織の異なる山岳会有志、のご縁と助力にてここまでになりました。
 篤く御礼をお伝えしまして、本事業の最終報告とします。 ありがとうございました。  
 
 
   方位盤台座 ヘリ荷揚げ・設置完了 7月19日 報告
 
  方位盤 完成報告
   下坂石材さんにて
 工程報告 方位盤基礎材料荷揚げ・地鎮祭挙行されました 6月26日
  6月26日 大内登山口に集合、県内各山岳団体より50名余参加して、方位盤基礎部の材料を荷揚げしました
  朝、大雨予報も出ていたが、参加者全員レインスーツ着用、それぞれに分担して基礎工事用のセメント・砂利・砂・煉瓦
  またそれらの工具を頂上まで荷揚げ。出発して雨は小降りからほとんどあがって、早々とカッパは不要となる
  頂上では富山よりお越しいただいた神主殿により、厳かに地鎮祭が執り行われました。
  玉串奉納、お下がりのお神酒を頂き、つつがなく地鎮祭は終了。
  一息つく間もなく、下坂石材さんが基礎工事を始める。
  モルタルを作り、煉瓦を方位に合わせて四角に並べて基礎部、更に中に鉄筋を組んで、きれいにコンクリートを
  流し込む、あっと言う間の仕事でした、さすがプロです。
  今回荷揚げした材料は総重量280kg、工具やバケツ、コンクリートをこねる船などを含めると
  おおよそ300kg以上。
  当日、集まった山岳会の有志方々には感謝申し上げます。
     

 
 工程報告 山頂整備(山頂展望確保) 4月30日
  今回の作業は山頂からの展望に支障がある樹木の一部を伐採整備とし、朝8時に大内登山口に集合

  すでに我谷登山口から山中山岳会有志が山頂に向かったとのこと。
  我々も8時前には出発し、各人それぞれのペースで山頂へ向かう、天気は快晴、登山、作業とも良い日和となった。

  数日前の雨にも不思議と登山道は歩きやすく、ペースに合わせ3組となるが2時間ほどで山頂へ
  山頂間近で上からチェーンソーの音が聞こえ、すでに山中山岳会有志が整備を開始している
  山頂で集合し、さっそく作業にかかるが、さすが山中山岳会面々は慣れているのか、連携よく展望を
  確保していく、自分たちは周りの片づけ中心に作業を進める。

  その間にも続々と登山者が山頂へ到着するので、前川会員が方位盤募金チラシを持って一人一人に
  現在ここで何をしているかを説明しながら、募金のお願いをする。
  前川会員の努力に頭が下がる思いである。

  数時間の作業の結果、頂上より東方面から南方面の展望が確保された。
  なお、作業後は山中山岳会面々は撤収として先に下山。
  我々は昼食を済ませて作業箇所への迷い入りをしないようにバリケードをし、本日の作業終了とした。
  下りは1か所滑りやすい箇所にロープを敷設し下山、駐車場にて解散。

  また、頂上にて方位盤設置位置に岩があり、今後は岩を撤去する必要があることを現地で確認した。
  岩撤去は後日、道具を用意して作業することとなった。

  参加者 石川支部関係 中川支部長、大庭夫妻、大幡、前川、前川娘さん夫婦、織田、池本、藤江、
             村上、町口(村上友人)、塚谷、樽矢 
                                   文 樽矢 写真 池本

        
 工程報告 山頂現地調査・山頂整備  4月9日
 1 山頂の調査、整備
  4月9日 富士写ヶ岳山頂の調査に4団体12名と下坂石材社長が現地調査に参加
  1)旧方位盤の台座撤去、囲い鉄板に詰まった土、石を除去
    廃棄処分方針を変更鉄板が頑丈でベンチの脚として再利用を決定
    即興のイメージ図提案の荒川氏をベンチのチーフにお願いすることとした
    実施に当たっては、材料運搬、工作作業などに実行委員会傘下会員の参加が必要
  2)新台座は南へ移動することにし、位置を決める
  3)地盤は固いが粘土層で、コンクリートの基礎、概ね厚さ10cm、約1㎡の基礎が必要(下坂石材)
  4)基礎コンクリート形状、デザインについて山中山岳会、加賀山岳会のご意見、提案をお願いしたい
    ① 基礎の原材料
     セメント1.5袋約40kg、砂12袋200kg、道具類20kg、水4L×6=24Lで合計約300kg
     一人10kgとして30人の協力必要。
    ② 基礎実施日は7月20日前後。多数の参加をお願いします
  5)原材料の置場 山頂に近い大内登山口近くの空地借用で調整中
  6)ヘリ会社社員現地案内 4月21日 午前8時 我谷登山口 
    平日ですが都合をつけて参加できる方は同行をお願いします。NHKカメラマン、北國新聞記者同行予定
                                         報告記 実行委員会より 

  工程報告 山頂現地調査・山頂整備  4月9日
 予定の1時間近く前に織田さんと集合場所の我谷登山口の駐車場に到着。
 既に山中山岳会の中池会長が来られており、ほどなく皆さんも次々に集合し士気の高さを感ずる。
 本日は、山頂の旧方位盤の撤収と新方位盤建設に向けた現地調査が主目的で、支援部隊はもとより、
 先ずは台座製作社の下坂社長さんに登頂していただかなければならない。
 我谷コースは途中平坦な箇所もいくつかあるが、登り始めや、上半部は傾斜がそれなりにきつい。
 健脚組には先に行ってもらい、自分は富士写登山は初めてとの下坂さんや、
 下坂さんをご紹介いただいた、県労山の荒川さん、山中山岳会さん達とゆっくり登る。
 それでも登山口を8時05分に出発し、頂上着は11時57分と3時間をわずかでも切ったのは上出来である。
 晴天でも春霞の眺望は今一つで、それでも白山や大日山は相応に識別出来、まー満足。
 小休止の後、一同会しての自己紹介後、下坂さんの初動作に習い方位盤解体作業開始。
 織田さんは重量級のバリを登山口から運び上げ、それで台座を地面から引き離す。
 台座は鉄製で中は空洞だが、石や土で埋め固められておりそれらを
 下坂さん、荒川さん、藤江さん、八十嶋さん達がバリや手で除去する。 
 中からサントリービールの古い空き缶が出てきて、見たこともない古いデザインに紋谷さんは 
 ゴミとしてではなく文化遺産として丁寧にビニール袋に保管する。この辺のセンスはさすが「文化を愛する会」である。
 山中山岳会の方々の設置当事者として去来するいろんな思いへの感慨深げな表情に畏敬の念を覚える。
 台座を掘り起こしたところで、別グループによる方位盤建設の候補地選定作業に移る。
 山中山岳会の中池さん、表さん、水井さん、と自分達が
 中川さん作成の原図を基に現在、眺望可能な白山、大日山を中心に南東方面の山岳眺望を
 優先とした候補地を選定し、下坂さんに土壌調査をしてもらい決定する。
 ひっきりなしに訪れる登山者は一様に我々の作業に興味を示し、
 大庭さんご夫妻がその対応に忙しい。すぐにでも募金協力したいとの申し出もあるが、
 想定外の準備不足で折角の申し出を活かせず今後の課題検討となる。
 それでも加賀ハイキングクラブの木下さんからの「既に募金済み」との一言には、
 一同疲れが吹き飛ぶ。今回予定外の大きな成果としては、旧鉄製の台座は2分割出来、
 錆びてはいるが朽ちてはいないため廃棄せず登山者の利便向上策としてベンチ脚として再利用とする。
 下山はそれぞれの所用上の関係で三々五々となったが、下坂さん、荒川さんと我々7名は
 共に13時05分下山開始。帰りは前山へ立ち寄り「深田久弥の記念碑」と頂上を凌ぐ眺望を楽しむ。
 下山道中の下坂さんのつぶやきがとても印象的であり最後にまとめてご紹介したい。
 「こんな機会がなければこの山に登ることもなく、登山者の人たちと接する機会もなかった。
 そもそも山には全く興味がなかったのだから。
 商売抜きの今回の受注も、その後、後悔の念がなかったわけではない。
 けれども、今回みなさんと一緒に山に登って思ったことは、今後、どこかの山岳会に入るかもしれないし
 この仕事も受注してほんとうに良かったと思っている。」
 最後は、失礼ながらヨレヨレの足元で登山口に到着されましたが、私には後光が差してるように見えました。
 因みに到着時間は前山周回を含めて15時27分でした。
 いろんな組織の方々との山行には新たな発見が種々あり、とても楽しい思い出となります。

 ・参加者(13名)  大庭保 大庭太 織田 中川 藤江 前川 八十嶋(日本山岳会石川支部)
  (㈱下坂石材社長 下坂正明さん (山中山岳会)中池さん 表さん 水井さん
  (石川県勤労者山岳会)荒川さん (深田久弥と山の文化を愛する会)紋谷さん 
 (文・写真) 前川 陽(日本山岳会石川支部)  
               
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3月20日 寄付募金開始 
  本年から、8月11日は国民の祝日「山の日」です。
 山に親しみ、山の恩恵に感謝する日を記念して山岳関連団体が呼びかけあい
 名著「日本百名山」の原点の山にふさわしい、品格のある方位盤を設置し山頂の整備を進めます。
 つきましては、広く募金活動を行いますので、みなさまのご支援をよろしくお願いします。
 目的
   国民の祝日「山の日」は本年、8月11日。この祝日誕生の原動力は、
   深田久弥著「日本百名山」、久弥が11歳初めての登山で自信をつけた富士写ヶ岳 (941.9m)。
   この山頂の景観整備として損傷した方位盤を改築
   山の日の記念とし、久弥の功績を顕彰する。合わせて、山の恩恵に感謝し
   自然に親しむ山の日の意義を広く普及を図る。
 基本方針
   (1)日本百名山原点の山にふさわしい品格のある方位盤を設置する。
   (2)労力・費用などの負担を多くの人や団体の協力を得ることにより
     参加意識の広まりと山への愛着心の深まりを高める。
 事業
   (1)方位盤 直径600mm、厚さ6mmの銅板(R加工エッチング処理)、
    周辺の山の方位、距離等を示す方位盤を新規作製する。 方位盤を乗せる台座は、耐久性に優れた石材とする。
   (2)台座  御影石の角柱形で直径70cm高さ80cm 重量800~1000kg。ヘリで山頂まで運搬。
   (3)原材料運搬、台座基礎作り、周辺整備等の作業は山岳会会員、応募ボランティア等
     多数一人でも多くが参加して行う。
 費用
   ・方位盤と台座作製 ヘリ運搬 据付等 2,500千円 
   ・印刷 通信 その他諸経費、        500千円 合計約3,000千円 
                   *費用は広く寄附募集、その他の収入で賄う。 
            寄付募集要領
  (1)目標額300万円(個人1口2千円以上、団体1口1万円以上)
  (2)募集期間3/20~7/15
  (3)寄付手続き/下記振替口座へ払い込み用紙で振り込みください。 
   ・取り扱い/ゆうちょ銀行(郵便局の窓口で受付)
   ・口座名義/山の日記念事業実行委員会
   ・口座記号番号/00780-3-41891 ・振り込み手数料はご負担をお願いします。
   ・振込票の控えは領収証として保管ください。
    *ご寄付いただいた方々のご厚志の記録は、方位盤に内蔵するカプセルに末永く保存して
     感謝の意を表します。ご連絡お問い合わせは下記まで
 実行組織 山の日記念事業実行委員会
  構成団体:・石川県山岳協会 ・石川県勤労者山岳連盟 ・公益社団法人日本山岳会石川支部 
       ・山中山岳会 ・加賀山岳会 ・加賀ハイキングクラブ ・深田久弥と山の文化を愛する会
  事務局   加賀市大聖寺番場町18-2「深田久弥山の文化館内」 ☎0761-72-3313 
        E-mail:yamabun@mail2.kagacable.ne.jp  
  協 賛:加賀市
  後 援:石川県・北國新聞社       
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